はじめに
「毎日掃除してるのに、なんだか汚れが落ちにくい…」
「いつも掃除が面倒で続かない…」
そんな風に感じたことはありませんか?
実はその原因、あなたが無意識にやっている“NG掃除習慣”かもしれません。
掃除のつもりが、逆に汚れを広げてしまったり、余計に手間を増やしていることも少なくないのです。
この記事では、よくある間違いを7つに厳選してご紹介。
それぞれのNG習慣と正しい改善法をセットで解説しますので、今日からすぐに活かせます!
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NG習慣①:まとめて一気に掃除しようとする

⛔なぜダメ?
「休日にまとめて掃除」は一見効率的に思えますが、実はこれが掃除の継続を妨げる最大の原因。
一度にやろうとすると時間も体力も必要で、結果的に先延ばしのクセがついてしまいます。
✅改善ポイント
1日5分でもOK!“小掃除”の習慣化を。
たとえば:
- 歯磨き中に洗面台を拭く
- 朝の5分で1か所だけ掃除
- 食後にキッチンのコンロ周りを拭く
こうした「ついで掃除」を生活に組み込むことで、掃除のハードルがグッと下がります。
NG習慣②:掃除機をかける前に拭き掃除している
⛔なぜダメ?
拭き掃除の前に、必ず「ホコリやゴミを取る」が鉄則。
ホコリが濡れると雑巾にこびりつき、余計に汚れを広げてしまうことも…!
✅改善ポイント
掃除の正しい順番は:
- ゴミ拾い
- 掃除機(もしくはクイックルワイパーなど)
- 拭き掃除
順番を守るだけで、拭き掃除の効率と清潔感がまるで違います!
NG習慣③:重曹やクエン酸を“とりあえず混ぜる”
⛔なぜダメ?
重曹(アルカリ性)とクエン酸(酸性)を混ぜると化学反応が起きて泡が出ますが、それと同時に洗浄効果も打ち消し合ってしまいます。
「混ぜれば最強!」と思い込んで使うのはNG!
✅改善ポイント
別々に使い、汚れに応じて使い分けるのがベスト。
- 油汚れ → 重曹
- 水アカ・石けんカス → クエン酸
混ぜるなら「反応を利用した排水口掃除」のような限定的な用途に留めましょう。
NG習慣④:「いつか使う」ものを捨てない
⛔なぜダメ?
「まだ使える」「もったいない」と思って残したものが、収納スペースを圧迫し、掃除しづらくなる原因に。
結果、ホコリやカビの温床になってしまいます。
✅改善ポイント
1年以上使っていない物は“今の自分には必要ない”と判断してOK!
「捨てにくいもの」は写真を撮ってから手放すのも一つの手です。
NG習慣⑤:掃除道具を使いまわしている
⛔なぜダメ?
同じスポンジや布で家中を掃除していませんか?
これでは雑菌を広げてしまうリスクも…。
特に「トイレ」「キッチン」「床」は使い分け必須!
✅改善ポイント
- 色付き雑巾で場所別に分ける
- 100均のモップシートなどを活用
- 使用後はしっかり乾燥・除菌する
衛生的に掃除するには「掃除道具の清潔管理」が鍵です!
NG習慣⑥:洗剤の量は多いほど効果的だと思っている
⛔なぜダメ?
「たくさん使えば汚れもよく落ちる」
これは大間違い。洗剤が多いとすすぎ残しやベタつきの原因になります。
さらに素材を傷めたり、体に害があることも。
✅改善ポイント
ラベルの使用量を守ることが基本。
ナチュラル洗剤なら、適切な量でも十分に効果があります。過剰使用は無駄なコストにも!
NG習慣⑦:「見えるところだけ」掃除して満足
⛔なぜダメ?
テレビ台の上だけ、机の表面だけ…
見えるところだけを掃除しても、ホコリは見えないところに溜まっていきます。
時間が経てば、空気中に舞い上がり、アレルギーや肌荒れの原因になることも。
✅改善ポイント
- 家具の裏や下、棚のすき間も定期的にチェック
- 週に1回は「気づいた場所」だけでも掃除しておく
- 掃除スケジュール表をつくると習慣化しやすい
やってしまったNG掃除法「実際の失敗談」

💬 よくある失敗①:「重曹×クエン酸で冷蔵庫掃除して大惨事…」
重曹スプレーとクエン酸スプレーを連続で吹きかけたら泡が大量発生し、食材にまでかかってしまった…。
→ 冷蔵庫内は必ず成分を使い分けること。食品周りは重曹単体+水拭きが基本です。
💬 よくある失敗②:「使い古しの雑巾で全体を掃除 → 臭いが逆に充満」
なんとなく使い続けた雑巾で床も棚も全部拭いた結果、雑巾臭が家じゅうに広がり、掃除したのに不快な状態に…
→ 布類はこまめに洗濯・除菌し、用途別に分けましょう。使い捨ても選択肢。
💬 よくある失敗③:「洗剤を大量に使ったらベタベタに」
汚れがなかなか落ちないと、つい「もっと洗剤を!」となりがち。でもそれが逆効果で、床がぬめって大変なことに…。
→ 使用量は“適量”が一番効率的です。多すぎると後処理が増えるだけ。
NG習慣を防ぐ!掃除が続く“仕組み”作り

どんなに正しい掃除法を知っていても、続けられなければ意味がありません。
掃除を習慣化するためには、モチベーションや気合いではなく、「仕組み化」が重要です。
✔ 続けられる掃除習慣をつくるコツ
- タイマー掃除法
スマホのタイマーを5分セットして「短時間だけ集中」。終わったらすぐやめてOK。達成感が残ります。 - チェックリスト式ToDoボード
ホワイトボードやスマホアプリで「月曜:トイレ」「火曜:洗面所」など、曜日ごとの掃除内容を設定して見える化。 - 家族を巻き込む
一人で抱え込まずに、家族全員で分担制にすることで、負担を分散&協力体制が整います。
掃除を苦行にしない工夫こそが、清潔な暮らしの継続のカギです。
まとめ
今回ご紹介した「逆効果の掃除習慣」はこちら:
- まとめ掃除に頼る
- 拭き掃除から始める
- 重曹×クエン酸を何でも混ぜる
- 捨てられない
- 掃除道具を共有している
- 洗剤をたくさん使う
- 見えるところしか掃除しない
どれも“ついやってしまいがち”な行動ですが、意識するだけで改善できます。
正しい掃除の知識を身につければ、短時間でもスッキリした暮らしが手に入りますよ!

ナチュラル掃除は「暮らしの質」を上げてくれる
重曹やクエン酸を使ったナチュラル掃除は、環境にも体にも優しいだけでなく、
「シンプルな暮らし」「余計なモノを持たない心地よさ」へとつながります。
毎日の“ちょこっと掃除”を積み重ねていけば、
いつ訪問客が来ても困らない家・自分が心地よいと思える空間を手に入れられますよ。
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