はじめに:アルカリ電解水って何?
「最近よく聞くアルカリ電解水って、結局なにがすごいの?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
アルカリ電解水とは、水を電気分解して作られる強アルカリ性の水溶液。洗剤を使わなくても油汚れや皮脂汚れ、雑菌などを分解・除去する効果があり、「ナチュラルクリーニング」派の間では今や定番のアイテムです。
しかも、主成分は“水”なので、肌や環境にも優しく、キッチンやリビングなど家じゅうに安心して使えます。
本記事では、そんな万能アイテム「アルカリ電解水」の基本的な使い方と、特に効果を実感しやすい掃除スポット3選をご紹介します。
↓過去の記事はこちら↓
アルカリ電解水のメリットとは?

まずは、アルカリ電解水を使うメリットを簡単にまとめてみましょう。
✔ 水なのに驚きの洗浄力
- 油汚れ、皮脂汚れ、タンパク質汚れなどに強い
- 洗剤では落としづらい汚れも浮かせて分解
✔ 二度拭き不要&無臭
- 洗剤と違い、残留成分がないので拭き取りも簡単
- 匂いがないため、ペットや子どもがいる家庭にも安心
✔ 除菌効果もあり!
- ノロウイルスなどの対策にも効果があるとされ、手軽に清潔環境を保てる
✔ 100円ショップでも買えるコスパ
- 最近ではダイソーやセリアなどでも手軽に手に入る
用意するもの(基本セット)

アルカリ電解水の掃除には、以下のアイテムがあると便利です。
- アルカリ電解水スプレー(市販のもの or 自作)
- キッチンペーパー
- ウェットシート(使い捨て or 繰り返し使える布)
- 綿棒や歯ブラシ(細かい場所用)
掃除スポット①:見落としがちな「窓サッシ」

窓のサッシは外気と接しているため、ホコリ・カビ・泥汚れがたまりやすい場所。見た目以上に汚れが蓄積しています。
● 掃除の手順
- まずはドライブラシや掃除機で大まかなゴミを取る
- ウェットシートでホコリをざっと拭き取る
- アルカリ電解水を吹きかけて、残った汚れを拭き取る
● 仕上げのポイント
カビが気になる場合は、パストリーゼや消毒用エタノールを併用するのがおすすめ。
掃除の頻度は2〜3ヶ月に1回が理想ですが、月1回できればベストです。

掃除スポット②:人がよく触れる「玄関まわり」
ドアノブやインターホンは、毎日手が触れる場所。皮脂や外気中の汚れ、ウイルスの付着が気になる箇所です。
● 掃除の手順
- キッチンペーパーにアルカリ電解水をスプレー
- 内側ドアノブ → 外側ドアノブ → インターホンの順に拭く
- 玄関の下駄箱上や小物も“ついで掃除”
● 季節によって注意すること
- 黄砂や花粉が多い春〜初夏
- 手汗が増える夏場
- ウイルス対策が必要な冬場
季節に応じて、拭き掃除の頻度を上げると快適です。
掃除スポット③:毎日使う「キッチン台・IHコンロ」

キッチン台は調理中の汚れ、IH周りは油はねや焦げ付きなど、日々汚れが蓄積する場所。放置するとガンコ汚れになる前に、日々の「軽い掃除」がカギです。
● 掃除の手順
- 調理後すぐに、キッチン台やIHにアルカリ電解水をスプレー
- 5秒ほど待ってから拭き取り(汚れが浮きやすくなる)
- 頑固な汚れは、ラップパックやキッチンペーパー湿布で対応
● ここがポイント!
スプレーボトルをコンロの近くに置いておくことで「気づいたらすぐ掃除」が習慣化しやすくなります。
その他のおすすめ使用場所
アルカリ電解水は、以下のような場所にもおすすめです:
- 冷蔵庫の外側(内側は不可)
- テレビやリモコンの手垢落とし
- フローリングの皮脂汚れ
- 電気のスイッチ周り
- ペット用品(洗剤を避けたい箇所に)
注意点:使えない場所もあるので注意!

万能に見えるアルカリ電解水ですが、使用を避けた方がいい素材もあります。
NG素材 | 理由 |
---|---|
アルミ製品 | 腐食する可能性がある |
漆器、天然木、革製品 | 表面が傷んだり変色したりすることがある |
大理石 | 表面が曇る・シミになる可能性 |
目立たない場所で試してから使うのが基本です。
まとめ:アルカリ電解水は「手間なくキレイ」の味方
アルカリ電解水は、日々の掃除をラクにするだけでなく、環境にも人にも優しい「次世代の掃除アイテム」。
本記事で紹介したような狙いどころを押さえて掃除すれば、家の清潔感がワンランクアップします。
忙しい毎日でも、ちょっとしたスプレーと拭き取りで、清潔な空間と心地よい暮らしが手に入りますよ!

💡あとがき
掃除に悩む方は多いですが、難しく考えず「毎日ちょっとずつ」「気づいたらサッと拭く」を心がけてみてくださいね。
「ナチュラル掃除でやってはいけないNG」についても記事がありますので、ぜひそちらもお楽しみに!
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